国が違えど、犯罪者が行き着く先は刑務所だ!世界の刑務所事情を解説

このページでは世界の刑務所をご紹介しよう。

国が違えど、犯罪者が行き着く先は等しく刑務所だ。しかし、国が違えば刑務所もまた天国と地獄。

中にはテレビゲームに興じることの出来る北欧の刑務所や、看守がおらず、囚人による自治が行われる刑務所もある。

この日本国でも「豊かで平和な国です」とか言いながら、ブラックとホワイト企業との格差が酷すぎ、若者が奴隷と化して、いじめ56されているのだが。



スポンサーリンク

世界のプリズン、リポート!

では、世界の刑務所をご覧いただこう。

アメリカの刑務所

米国は州によって法律や警察機関、そして刑務所も千差万別で、刑務所では古くから民間運営が行われているのも特色。

アメリカの刑務所制度ではステート(州)が運営する長期刑の刑務所を「プリズン」と呼び、刑期が短期の監獄が各カウンティ(郡)運営の「ジェイル」という具合に大別されています。

アメリカ人は日本人と違って、基本的に個人の権利意識が強く、劣悪環境でも無口を美徳とせず、待遇改善のためには団結して、声を上げることを得意としていますので、刑務所の中でも比較的自由が認められています。

また、アメリカの受刑者には労働が課せられているのかと言うと、これも州によって異なっており、まったく強制的な労働が無い刑務所もあります。一方、刑務所内の治安は非常に悪く、諍いは日常茶飯事ですから、日本の刑務所とは比べ物にならないくらい危険です。

喧嘩を売られて逃げたりすれば、すぐさま「チキン」のレッテルを貼られ、日本の非正規雇用ばりの圧倒的ないじめの恐怖が待っています。

また、中途半端に喧嘩に勝つことさえ、仕返しで○されるというから恐ろしいものです。では弱い者はアメリカの刑務所で生きていけないのかといえば、そうでもないようで、黒人や中国・韓国系、ヒスパニックなどの人種別ごとの集団があり、これらの集団に属して徒党を組むことで、ある程度は身は守れるようです。

ただ、それらにすら加わることができない少数派、例えば日本人受刑者は悲惨で、米国人、韓国人の両方の勢力からボコボコにされています。

プリズン・ガール―アメリカ女子刑務所での22か月 (新潮文庫)

プリズン・ガール―アメリカ女子刑務所での22か月 (新潮文庫)

4101352712 | 有村 朋美 | 新潮社 |  2008-07-29

冒頭でも書きましたが、アメリカ国内の刑務所でのギャングによる犯罪は多く、刑務官すら買収されることもあるそうです。

2013年に明らかになった報道では、米国のギャングのメンバーが、メリーランド州ボルティモアの刑務所に収監されながら、ほぼ自由に活動していたとして、連邦捜査局(FBI)などは服役中のメンバー、さらに刑務官ら計25人を麻薬の密売やマネーロンダリングの罪で起訴したと発表しています。

起訴された13人の刑務官はいずれもなんと女性。ギャングの幹部はこのうち4人を妊娠させていたといいますから、とんでもない治安の悪さです。

アメリカの刑務官が買収されやすいのは元々、アメリカ全体で公務員の給料が安かったり、民間運営の民間スタッフはさらに低いので、それらも背景にあるのかもしれません。

また面白い制度としては、カリフォルニア州の刑務所ではお金を払えば個室に入れてもらえる制度もあります。これについては、囚人の公平性が保てないとして批判もあるようですが、地元当局は「財政難の市にとってはありがたい収入」と言っています。

アメリカ極悪刑務所を生き抜いた日本人
アメリカ極悪刑務所を生き抜いた日本人

4309909973 | KEI | 河出書房新社 | 2013-09-13


スポンサーリンク