被害者の命日に自死を選び取った受刑者も。刑務所における受刑者の自死を防げ!

刑務所で受刑者が自ら命を絶つという、いわゆる自死の問題もまた、一般社会同様対策が急務だ。

鉄格子にシーツを切り裂いて作ったロープを括り付けて首を吊ったり、布団の中で尻拭き紙を飲み込んで、窒息する手法などが過去に起きている。

もちろん、刑務官の巡回が15分に一回行われているが、完全に防ぐ手立てはない。チリ紙はこのような事案を防ぐために少量づつしか配布されず、同室の受刑者同士でも貸し借りを禁じている。

シーツについては対策が取られていない。こういった自死事案を防ぐために、刑務所では監視カメラ付きの部屋に収容するなどし、監視を強めている。



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過去に起きた自死事案

2014年五月に熊本県内の山林で高校生の女性の命を取ったとして警察に逮捕された容疑者の男性が、2015年8月、拘置所内で自死をした。

首にタオルを巻き付けてもたれかかっている男性を、巡回していた刑務官が見つけた。男性はすぐに病院に搬送されたが死亡した。

また、同じく五月には名古屋拘置所でも収容中の30代の男性が、自死を図って死亡してた。男性は大声を出すなどして暴れたため保護室に移されたが、自分の靴下をリング状に結び、首を吊っていたとのことだ。ほかにも刑務所内での自死事案は複数発生しており、対策が急務だ。

受刑者、箸で両目刺し自死 千葉刑務所 – 産経ニュース
http://www.sankei.com/affairs/news/150206/afr1502060063-n1.html

受刑者が自死=三重 –
WSJ.com http://jp.wsj.com/article/JJ12118417736063153290719114264411017512746.html

和歌山刑務所で40代の女性受刑者がトイレの個室で首をつって死亡
出典 朝日新聞デジタル:和歌山刑務所で女性受刑者が自死 遺書とみられる手紙 – 社会

水戸刑務所で勾留中の30代の被告の男が首つり自死

出典 <水戸刑務所>勾留中の30代被告が首つり自死 (毎日新聞) – Yahoo!ニュース

輪ゴムで自死 首に11本巻き… 東京拘置所の受刑者
http://www.sponichi.co.jp/society/news/2013/05/11/kiji/K20130511005779820.html?feature=related


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