刑務所の中のいじめと喧嘩はなぜ起こる?受刑者同士で序列をつけて、ヒエラルキーを形成し、底辺層が出来るからだ!ブラック飲食みたいな凄惨ないじめが蔓延ることを防ぐにはどうすればいいのか?

この記事の所要時間: 446

刑務所にいじめはあるのか?

残念ながらというか、ある。殴り、蹴り、シャリ上げ(食事強奪)などなど。

刑務所にも中学校や底辺の会社、店舗のように陰湿なイジメがはびこっており、問題になっています。言葉のいじめからだんだんとエスカレートしていき、時には暴行を受けることもあります。

ただし、アザなどができると入浴時などに発覚するので、ブラック企業の様に罵りや、目で見えにくい陰湿な精神的攻撃が多くなります。また、とくに新入り受刑者は先輩に食事を奪われたり(シャリアゲと言います)などすることもあります。

もちろん、いじめを行う受刑者は懲罰を受けることになります。

何故刑務所内でいじめが発生し、そもそも同じ受刑者同士でどうしていじめが起きるのか考察してみましょう。



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いじめの原因は?

いじめられる原因は、オドオドしていたり体が小さかったりなど、中学生やブラック企業同様の理由が主だったものです。

中には堅気なのに舐められたくない一心で本職を演じ、本職に見抜かれ、部屋の中でケジメの行事を受ける受刑者もいます。

また、高齢の受刑者に対するイジメも深刻です。

昨今では、「刑務所のほうが3食出るだけまし」と言って、自ら入る高齢のホームレスも多いと言いますが、そのような理由で収監される者は侮蔑の対象であり、いじめの対象になるとも言われています。

受刑者同士で序列をつけて、ヒエラルキーを形成し、底辺層をいじめている

刑務所内では、犯罪の内容で受刑者がお互いに優越をつけるなどして虚勢を張る場合も多い様です。受刑者には「類」と呼ばれる優良受刑者の格付gatag-00011213け制度がある一方で、受刑者同士では犯した犯罪の内容によってこれもまた序列がつく上に、その犯罪の内容によってもいじめの原因となりうるようです。

とくに婦女暴行や児童買春は徹底的ないじめに遭うとされているのがセオリーのようです。

一般の社会で人に序列が付くとすれば、その順序は学歴とか役職といったものでしょうけれど、刑務所の雑居房の中では学歴に意味はないようです。

しかし、犯罪の内容によって序列は必ずつき、罪が軽ければ軽いほど「人間としての価値」も軽くみられるとのことです。一般社会ではまるきり不名誉な犯罪行為が勲章扱いになり、武装強盗や○人など凶悪な犯罪を犯した者が崇められる刑務所の中はやはり異様と言えるでしょう。

獄中生活15年の元受刑者が明かす実録!刑務所のヒミツ

獄中生活15年の元受刑者が明かす実録!刑務所のヒミツ
4576051652 | 安土 茂 | 二見書房  | 2005-10

元警察官は虐めの対象となりうる

近年では現職警察官の犯罪が増えています。2015年9月には大阪府警の刑事が、女性を集団で暴行し逮捕されているほか、埼玉県警の地域課員、いわゆる交番の制服警察官が住居へ不法侵入し、住民を○して金品を奪うという信じがたい事件も来ています。

当然、元警察官の受刑者は自分が元警察官だとは自分の口から絶対に言いません。「元警察官」なんていう肩書は一般社会ならば、小学生やクラブのお姉ちゃんからチヤホヤもされるでしょうが、刑務所で自ら元警察官を名乗るとどうなるでしょうか。

ここムショの中ではチヤホヤどころか、同囚から命を狙われるキッカケにもなり得るのが現実のようです。

「元警察官」だと告白した今夜の就寝時、暗闇の中で同室の受刑者らからスマキにされ、四方八方から蹴りが飛んでくるかもしれません。

その時、元警察官の頭の中によぎるのは修学旅行の時のいじめられっ子、あるいは「山形マットいじめ事件」でしょうか。

親や子の命を奪うものはいじめの対象になる

前述したとおり、凶悪な犯罪であればあるほど受刑者のランクは上位になります。

しかし、凶悪犯罪であっても子や親の命を奪った場合は侮蔑の対象になるそうです。

組織暴力集団では「親」は唯一神であり、また、幼い子供を持つ親という受刑者も多く、彼らにしてみれば性犯罪者、とくに子供を狙った犯罪者には厳しい態度をとる者も多いそう。

著名人もイジメの対象となりうる

さらにアイドルの後藤真希の弟で逮捕された後藤祐樹氏も、芸能人という事で刑務所内で凄惨なイジメを受けたと告白しています。とくに虫を食べさせられたりなど、イジメ事件を起こした大津市の皇子山中学校みたいなイジメもあったと言います。

情報引用元 http://npn.co.jp/article/detail/80283289/

刑務官による虐待も

刑務官が受刑者の臀部に消防用ホースの放水を当てて直腸を破裂させて命を奪った事件もあります。この事件では、副看守長乙丸幹夫(49)、同ほう助罪に問われた看守部長高見昌洋(45)の両名が特別公務員暴行陵虐致死罪に問われ、執行猶予つきの有罪判決を受けました。

刑務所内でけんか騒ぎ

基本的にトラブルが起きないよう、刑務官は受刑者の人間関係の把握に努めています(※http://www.tv-asahi.co.jp/hst/contents/sp_2006/special/060113.html)が、受刑者の間でイザコザが起きないこともありません。

基本的にイジメと違って、ケンカの場合は喧嘩両成敗になり、どちらも懲罰を受けることになります。ひとたび、けんか騒ぎが発生すれば、警棒を手にしたスポーツ採用の「警備隊」が多数臨場し、ケンカの当事者を血祭りにあげた上で連行します。

このように刑務作業中にケンカ騒ぎがあっても、無関係の受刑者がそちらの方向に顔を向けたり、手を休めたり講談(おしゃべり)などすれば、刑務官が激怒し、今度は周囲の受刑者たちも巻き添えで懲罰の対象になります。


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