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免業日とはその名の通り、受刑者が刑務作業から解放される休日のことである。刑務所は当然、週休二日制。休日はシャバと同じとまではいかないが、それでもワリと自由に気楽に過ごせる。

「午睡」と呼ばれる昼寝は、いつもでは許されない昼寝が堂々とできるのだから最高だ。午睡の時間では静かにしていれば、昼寝をしようが将棋をしようが自由。

もちろん、シャバと同じように休日の時間なんて時間の進み方が早くて、あっという間に過ぎていくのがツライところではあろうが。

現状では週休二日制で、祝祭日も免業日となるから、そこらのブラック企業とは正反対だ。休日なので当然、工場への出役は無く、基本的に24時間、雑居房にて自由に過ごすことが許される。


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自由と言っても出来ることは普段の自由時間にすることと変わらない。

しかし、類が3以上の者だけは月に何回かはお菓子とジュースが出る映画上映会、その名も「講習会」があるので楽しみにする者も多い。刑務所では祭日に出る数百円程度のお菓子と、講習会で喫食できるお菓子が、受刑者のお楽しみなのだ。

3類以上の受刑者が体育館などに集まれば菓子(甘シャリなどと呼ばれる)が配られてそれを食べながら映画を見るという実に楽しいひと時である。この菓子は刑務作業で稼いだ自分の金で買うことができる。

一度に購入できる菓子の金額は300円程度で菓子はチョコやクッキーなどの甘い菓子、さらにコーラも買える場合もある。

通常の免業日に加え、教育免業日もある

これは教育のためにもうけられた休日の事で、月に2回ほどある。奴隷工場に出役しなくても良い代わりにNHK教育の教養番組などのビデオを見せられ、研修などを行う。

受刑者が犯した罪の内容により、教育内容も違うが、例として覚せい剤中毒者に対する薬物依存離脱のための教育や、窃盗を犯した者に対する常習窃盗者教育などがある。

作文も書かせられるので刑務作業ではないのに疲れる免業日である。


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