受刑者が普段生活する宿舎
雑居房と独居房とは受刑者が刑務所内で生活を主に行う生活宿舎のことである。刑務所へ送られると、まずは独居と呼ばれる個室の部屋で刑務所の生活に慣れさせられる。
慣れてくると今度は雑居房と呼ばれる大人数の部屋に入る。ここでイジメに遭うか、うまく乗り切れるかどうかは、犯した罪の内容と運と職業によるのが実情だ。
最近では「二名独居」もある。
黒羽刑務所では国内で最も独居房が多く、その数は1000室を超えるという。
4883927016 | 坪山 鉄兆 | 彩図社 | 2009-08-06
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独居房に入れられる基準は?嗚呼、悲しき”独居囚人”!?
実は独居房と言っても種類があり、懲罰を目的として入れられる場合や、受刑者が政治家、有名タレントなどと言った場合でも入れられることがある。
とくに暴力団組長などの受刑者は、とても他の受刑者と共同生活ができないという理由から、ほぼ独居になる。当然、刑務作業も紙袋づくりなどの一人作業に。
お断りしておきたいが、受刑者の希望でどちらかを選ぶことはできない。
しかし、同性愛者などの場合は舎房の風紀と秩序、衛生維持のため独居に送られる場合もある。
雑居房・独居房に備えられている物
【報知器】
刑務官に用がある時に下ろす各舎房に付いている非電気式装置。舎房内の釦を押すと、房番号が表示されているプラスチック板が重力を用い飛び出す。用が済めば、刑務官が元に戻す。
【トイレ】
一応水洗トイレで、仕切りもついており、意外とまともなもの。
【テレビ】
意外や意外。雑居房にはテレビも備えられています。しかし、懲罰を受けると視聴が禁止されます。
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